ignore プロパティ
Nuxt アプリケーションに対して無視するファイルを定義します
.nuxtignore
.nuxtignore
ファイルを使うことで、ビルド時にプロジェクトのルートディレクトリ(rootDir
)にある layout
、page
、store
そして middleware
ファイルを Nuxt に無視させることができます。.nuxtignore
ファイルは .gitignore
ファイルと .eslintignore
ファイルと同じ仕様に従います。各行は無視するファイルを示す glob パターンです。
例:
# foo.vue レイアウトを無視する
layouts/foo.vue
# ファイル名の末尾が -ignore.vue となるレイアウトを無視する
layouts/*-ignore.vue
# bar.vue ページを無視する
pages/bar.vue
# ignore フォルダにあるページを無視する
pages/ignore/*.vue
# baz.js ストアを無視する
store/baz.js
# *.test.* にマッチするストアファイルを無視する
store/ignore/*.test.*
# foo フォルダにある foo/bar.js 以外のミドルウェアファイルを無視する
middleware/foo/*.js
!middleware/foo/bar.js
仕様に関する詳細は gitignore のドキュメント を参照してください
ignorePrefix プロパティ
-
型:
String
-
デフォルト:
'-'
pages/、layouts/、middleware/ や store/ ディレクトリに含まれるファイルの中で、ファイル名が
ignorePrefix
プロパティで指定された接頭辞から始まる場合にはビルド時に無視されます。
デフォルトでは -
で始まる store/-foo.js
や pages/-bar.vue
のようなファイルは全て無視されます。これによりルートやストア等に変換されることなく、呼び出し元と同じ場所にテスト、ユーティリティ、コンポーネント等のファイルを置くことができます。
ignore プロパティ
-
型:
Array
-
デフォルト:
['**/*.test.*', '**/*.spec.*']
ignorePrefix
よりもカスタマイズ:ignore
で指定された glob パターンにマッチするすべてのファイルはビルド時に無視されます。
ignoreOptions
nuxtignore
は内部で node-ignore
を使っており、ignoreOptions
は node-ignore
の options
として設定できます。
export default {
ignoreOptions: {
ignorecase: false
}
}